アマチュア無線再開の折、ヨドコウ物置の一郭を25年近く温めてきたIC-780をひっぱりだしました。一緒に置いていたIC-760PROは、すでに電源が入らず死亡していましたがこのIC-780は当時のスペックのまま眠っていただけでした。再開局に当たって新スプリアス規格にてJARDの保証認定も頂き第1送信機として免許を頂いています。
今回年末の卓上整理にて、ついにブックシェルフに引っ越すこととなり、当面は「飾り物」となる予定です。IC-780は業界初のバンドスコープ付き無線機としてデビューしました。当時の無線機としては破格の70万円くらいの定価だったと思います。30代のわたしはどうしても入手したくて、クランクアップタワーと共に5年ローンを組みました。しかしオーナーには毎年アイコムから年賀状が来ましたし、コールサイン入りの銘板や、QSLカードなど特別なサービスがありました。
相棒のリニアアンプIC-4KLはIC-7800とコンビを組み、今も1kWを余裕で出力します。オールドリグも愛着がありますが、無線機のコンピューター化は進むばかりで時代に取り残されないよう新しいことに挑戦します。
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